今日はナコーンサワンという町へ向かう。
寝坊せずに昨日時刻表で確認した9時台の列車に間に合いそうだったのでバイクタクシーを捕まえてゆとりをもってアユタヤ駅に行く。
さっそく窓口に出向き切符を買おうとするが目当てにしてた9時台の列車が満席らしい!まさかブックフルになるとは思ってなかた。
しかもその次は2時間以上後の列車で鈍行列車でナコーンサワンにつくのは夕方近くになりそう。
さすがにそれでは時間がかかりすぎると思い駅前のバイクタクシーのおっさんを捕まえ急遽ナコーンサワン行きのバスの出てる場所まで向かってもらう。
到着してみるとバスターミナルというかバス会社の待合所みたいな大きさのところだった。外国人も何人か待機していた。
さっそくチケット購入。ウタラディットやスコータイのほうに行くバスのようで僕はそれ以前に途中下車だな。
378バーツ!高くね!?国鉄の10倍くらいするんだけど…。
1時間ほど待ってるとバスがやってきた。2階建ての立派なバスで実に快適だった。
バスは順調に走り続けた、車窓から見える何気ないタイの風景が見れてうれしい。
これを見るために旅をしてるみたいなところもある。
1時間ほど走ってメシ休憩のためにどこかの田舎のサービスエリアに停車した。
食事代はバスチケット代に含まれてるようでここではタダで食べれる。
見た目はなかなか質素な食事だが味は悪くない。
売店などを見たりして時間をつぶしてるとバスの発車時刻になった。
ふたたび走り出したバスに乗ってると眠くなってきていつしか眠りに落ちて目が覚めたらもうナコーンサワンの街中に入っていた。
ナコーンサワンのバスターミナルで降りたのはなんと僕ひとりだけだった。
というか本来降りる場所じゃないらしい…。
明日目指す街へ行くバスチケットもついでにとっておいた。
窓口でピエール瀧に激似のおじさんがチケット手配してくれた。
バスターミナルから宿へ向かうべくナコーンサワンの街並みを眺めながら物凄い暑さの中を歩く。
途中の公園で立派なドラゴン発見!!
汗だくで宿に到着。一泊2000円くらい、綺麗で満足。
これだけ綺麗でトイレシャワーと冷蔵庫さえついてれば快適すぎる夜を過ごせるよ。
荷物を部屋に置きまたあてもなく歩き始める。タイって扇風機をこんな可愛く売ってるの?
さらに歩くと川が見えてきた、かの有名なチャオプラヤ川だ。
バンコクではチャオプラヤ川の水上バスに何度も移動の世話になってる。
カオサン行くときもワットアルン行くときもアイコンサイアムに行く時も。
そんなチャオプラヤ川はここから始まるんだということを知った。
非常に分かりにくい画像で恐縮ではあるが画像の左側がピン川、中央やや左奥から流れてきてるのがナーン川。
この2川が合流し画像の右側からチャオプラヤ川となる。
つまりここはチャオプラヤ川の始まりの地点なのだ、だからどうしたって話だけど…。
この川沿いには市場があり夜はナイトマーケットが開催されるとのことで一度宿に戻り休憩してからまた来てみた。
昼間には全く何もなかった道路に2時間程度してから戻ってきたときには品物の陳列と店開きが住んでおり一体いつの間に…と驚きを隠せなかった。
こういった場所での食べ歩きが楽しい。腹が減ってたのでひとまず肉まんを買って食べた。
さらにイチゴミルク練乳たっぷりシェイクや豚串なんかを屋台で買いさらにマーケットを歩き続ける。
マーケットにはとにかくいろいろなものが売られており延々と500メートル以上は続いていた。
これだけ大規模な出店が続くのは日本の縁日では見たことがない。
おにぎりや枝まめまで売られており何百という店が乱立してた。
もちろん食べ物だけじゃなく、衣料、靴、眼鏡、スマホのケース、アクセサリなどなどとにかく何でもあるのだ。
子猫も売られている、ここではもふもふの子猫も触り放題だ。
十分に楽しんで僕は素晴らしいナイトマーケットを後にした。
こういったナイトマーケットはバンコクを含め各地タイの地方都市に普通にある。
ナコーンサワンのそれは大規模なほうだと思った。
もちろん年に1度か2度のお祭りというわけではなく毎夜開催されてるか都市によっては週末限定だったりはするが毎晩こんな楽しいナイトマーケットが開かれてるような街に住んでみたいものだと思う。
あとは夜のお楽しみ。タイ人御用達と思われるレストラン&バーで一人ぼっちの乾杯。
明日もまた別の町へ行くのが楽しみだ。
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