今日はチェンマイ観光をということで、かの有名なドーイステープという寺まで出向く。
僕は10年前以上前にチェンマイに来たことはあるのだが、そのときは一体何をチェンマイでしていたのか…
せっかくのチェンマイの名所を見ることなく、ただうだうだと酒を飲んでただけであった。
非常にもったいないことだ、せっかくチェンマイにいるのだからドーイステープ見なきゃダメ。
ドーイステープは町はずれにある山の上にあり、徒歩で向かうのは厳しい。
各所からソンテウが出てるのでそれに乗りたい。
その前に腹が減ってては仕方がないので宿近くの路上でご飯を売ってるおばさまから買う。
肉そぼろ?みたいなのがたっぷり乗ってるごはんで、ニンニクが効いている、元気が出そうな感じだ。
僕は路上に突っ立ちながら、ごはんをかきこむ。
ソンテウ乗り場はすぐ近く、チャーンプアック門の北側にあるセブンイレブンの前あたりから
ドーイステープ行きのソンテウがあるので、そこらへんにいると、乗っていかないかと声をかけられる。
貸し切りチャーターもできるが値がはる。
他に相乗りしてくる人たちが集まればその人数で割り勘となるが、僕以外に誰も来ない。
僕は待つが、待つことが大嫌いな性格なので10分待ってもう諦めた。
10分経っても誰も来やしないのだから、今後も見込みは薄いと判断してソンテウはあきらめた。
やはり多少のお金はかかるが、バイクタクシーでドーイステープのある山に向かってもらうことにした。
到着。ドーイステープの入り口。ここからさらに階段をのぼっていく。辛そう…。
入ってすぐ階段のお出迎え。左右にへびの像がくっついてる。
ナーガという蛇の神様のようで、ナーガの像はタイの各所で見られる。
手すりは蛇の体になっており、延々とそれが続いてる。階段のぼるの嫌い。
やっとのぼりきり、チケット購入。ドーイステープは外国人30バーツ。
靴を脱いで寺院に入りましょう。
まず目を引くのはこのきんきんきらきらとした仏塔である。
これだけキラキラしてたらまぶしくてまぶしくて。
写真より実際見るほうがキラキラしている。
そういや金閣寺も写真で見るより実際見たほうがキラキラピカピカしてた気がする。
金色ってのはそういうものだ。
キラキラの仏塔の前に鎮座する金色のブッダ達。豪華絢爛過ぎる。
エメラルドの仏像、さすがに贅沢すぎないか、その気品あふれるいでたちは仏教界の貴族といった感じだ。
とにかくキラキラしてる像たち、目がまぶしくてしかたがない。
仏教界の陽キャの集まりのようだ、この人らに比べると鎌倉の大仏なんて引きこもりのおっさんにしか見えてこなくなる。
この山からはチェンマイの街を眼下に一望できる、すがすがしいスポットもある。
ドーイステープはもういいやってことで、また階段を下りて入口まで戻ってきた。
ちなみに、階段を上り下りせずともケーブルカーもあるのだが、利用しなかったので詳細はよくわからない。
ドーイステープの入り口にはソンテウが無数に駐車しており、これに乗り山を下る。
お次はここ、山を下ったところにあるチェンマイ動物園。
動物大好き、楽しみ、動物園。
まずはチケットを買う、150バーツ。なかなかいいお値段。
エントランスを抜けるとたくさんの水吹きぞうさんたちがお出迎えしてくれる、素晴らしい動物園だなあ。
いくつかのエリアに分かれてるようだが、とにかく広大な敷地であることはわかった。
少し歩いてると目の前にキリンが出現、夢中で木の葉を食べているではないか。
こんなに近くでキリンを見たのは初めてで心ははしゃいでいた。
園は広大なのでカートもレンタルできるのだが、免許がないとだめ。
カートを運転したいが、ひたすら歩く。暑い…。
パンダ館発見!パンダ大好き!僕は高鳴る期待を胸に小走りで館に突っ込んだ。
パンダ前に到着、早くパンダ見たい!
やっとパンダと会えた、何だかすごく2次元的なパンダでピクリとも動かないな…。
パンダ館を出て歩き続ける、なんか動物と動物の間の敷地が無駄に広大で見て回るのに苦労する。
もっと、動物密度を高めてほしかった、意味のない道路が続く。
歩き続けもうすぐコアラのすみかがあるらしい。
コアラの実物を見たことがない僕は期待に胸が高鳴る。
コアラ、ぜひとも見たい。
到着。
どっかで見たことのあるコアラだな。
もうすぐコアラに会える、夢がふくらむ。
しかし、コアラは留守だった。
もうコアラはいいやと思って歩いてると、動物園っていうかただの山道になってきた。
歩き疲れてきたし、僕は一体何をやってるんだろうという気持ちになってきた。
あまり動物も見てないがもういいや、僕は動物園を去った。
そのあと、バイクタクシーに乗り、チェンマイの街まで戻ってきた。
市場を歩く、やはり東南アジアの市場の雰囲気は大好きだ。
街を移動するたびに、その街ごとの市場は必ず見て回る。
大量の色々な食品が売られている、食べてみたいような、食べてみたくないような…。
2階には衣類も大量に安く売られてたので僕は今後のためにシャツを買った。
市場を出てからはひたすら街歩きをする。
10年前にチェンマイに来た時に通った道なんかを通ってみると懐かしく感じてきた。
最後は街中にある食堂に入り腹ごしらえ。
チェンマイに来たからには名物のカオソーイを食べねばなるまい。
辛さがおいしく刺激的。
明日はチェンマイを離れ移動しよう…。
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