8日目 メーホーンソーン 村観光

(タイ)

今日はメーホンソーンの観光をする。
丸1日かけて回るほどみどころはないとは思う。
まずはカレン族という部族の村に行く予定だ。
実は昨日のうちに個人でやってる旅行会社?みたいなところに突撃しカレン族の村に行きたいのだが移動手段がないので足を何とかしてほしいとお願いしていた。
メーホンソーンから行けるカレン族の村は2つあり、1つは途中でボートを乗り継いで行くようにある場所にあるらしく、わざわざボートに乗るのも面倒くさそうだなと思った僕は車やバイクのみで行けるほうの村をチョイスした。
入村料はなんと250バーツ!それだけの金をかける価値があるのか怪しいがせっかくメーホンソーンまできたのだから有名なカレン族の村は見ておかねばと思い出費を決心したのだ。

途中、狭い山道を通っていくが、秘境にある部族の村とはいえ車で行けるのだから大したレベルの秘境ではないだろう。

道路はところどころ山の川からあふれ出た水で冠水していたり、とんでもない坂道があったりと道路状況は悪くゆっくりしか進めないのだ。

村の入り口に到着。カレン族は首長族とも呼ばれていて女性は首に金色の輪を装着しつづけて首を長く見せる。首が長い女性が美しいという価値観。
ちなみに金の輪は入浴時も睡眠時も絶対に外さないでいるようで、外すと長くなった首が重さに耐えきれず首の骨が折れて死ぬらしい。
それでも首が長いという美を追求して輪を装着し続けるのだからとてつもない美意識の高さだなと思われる。

入村してすぐ橋を渡る。

すると村のメインストリートに入り何件もの土産物屋が立ち並ぶ。
この村の大半は土産物屋でできてると考えていいだろう。
カレン族の女性が売り子をしている、女性は首が長く特徴的だが男性は普通の男性なのでやはり女性が前に出て接客などをしてる。

土産物屋のある通り以外の部分は実にのどかなもので現代的という言葉とはあまりにも無縁そうに見える家屋が建っている。

カレン族の中にはこのような山の木と土でできたような家で暮らすのが嫌だと、都会に飛び出して生活する人はいないのだろうかと少し気になった。

そろそろ村を出ようと思ってまたメインストリートを通ると土産物を進められた。
女性が首につけてる金の輪をすすめられたが、この輪を買ってどうするのか逆に聞きたい気持ちでいっぱいになった。
輪なんて置いて部屋に飾るにしても変だし、首に装着するなんて全く実用的ではない。
輪を必要としてるのは世界中でも首長族の女性のみではないかと感じた。

村を出て山道の悪路を30分ほどかかって戻り、メーホンソーンの街中に到着。ここからは趣味の街歩きということで市場などをめぐる。

市場でよく見かけるが生肉を常温で置いていて腐りかけになったりしないのかいつも不思議に思う。
もちろんハエは飛んでるし市場はたいていどこでも臭いにおいが漂っている。

引き続き街を歩く、何気ない景色が続くだけの街をひたすら歩く。

静かでのんびりした感じで気分的にもゆったりできるがあまりにも暑くて汗だくになりながら歩きだいぶ体力が削られた気がする。

だいぶのどが渇いたのでカフェアマゾンに入り冷たい飲み物を注文。
カフェアマゾンはタイの各地やタイ以外の国にもにあり割とあちこちにあるので街歩きをし疲れたときの休憩スポットとしてお世話になることが多い。

そのあと日が暮れるまで歩き池のほとりにあるレストランで食事。
今夜はイエローカレーの炒め物、ビールが進むような刺激的なお味。

今日はたっぷりとメーホンソーンという街を見れてよかった。
ちなみに結果としてカレン族の村は250バーツの入村料の価値があったかは非常に微妙な感じがしたし滞在時間も1時間もあれば十分すぎるほどだった。
おそらく二度とは行かないだろう…。

コメント