10日目 チェンマイ 大都会チェンマイのその1

(タイ)

この日はパーイからチェンマイへと移動するためにパーイにあるこじんまりとしたバスターミナルに来た。

チェンマイへ行くバスが頻発してるようだ、利用者の九割は欧米人といった感じ。
今日もあいにくの雨だ。チェンマイまでの道のりはこれまで同様にカーブの多い山道。
狭い車内で雨の降見飽きてきた山の景色を眺め続ける。

途中で1度道の駅みたいなところで休憩。
色々なバスがここに立ち寄るようで外国人観光客らが多数いた。

色々とあってチェンマイのバスターミナルに到着。
さすが大都会だけあってバスターミナルも複数あるようだし、バスも人もたくさんいた。

いろいろな街へいけますね、行ってみたい、よその町。
チェンマイには2泊する予定だが早々に次に行く街へのバスチケットをここで確保しておいた。
バスターミナルは街の中心から少し離れた位置にあった。

バイクタクシーを利用し町の中心部分までやってきた、チェンマイの中心部はこのように城壁みたいなもので囲われており僕が泊まるゲストハウスはこの近くにあった。

まるで森の中にあるような雰囲気の建物で綺麗だった、何しろ立地がいい。
立地が大切である、安くても街から遠い宿なんかは結局移動費なんかかかったりするし。

部屋の中も申し分のない綺麗さだ、僕はさっそく部屋に荷物を放り投げ街歩きへと出かけた。

川が流れている。ナコーンサワンやタークの町で見たピン川だ、久しぶりのピン川。

それなりの距離を歩いてると運河が見えてきた。
割と最近なのかな?この運河の一部に観光客が来るようになり、様々な店が運河沿いにならんでる。
外国人観光客がちらほらいるがそこまで人が多いわけではない。

土産物店や飲食店が多い。

途中で見かけたかき氷の店で頼んだハチミツミルクかき氷。
これがとんでもなくおいしく、氷というかパウダースノーのような食感で練乳もかき氷にかかってるというよりは練乳たっぷりの液体を凍らせて粉砕したようなものだった。
今日も天気はパっとしないが暑いかどうかと言えばやはり暑いので冷たい物ばかり食べたくなる。

結構落ち着いた雰囲気の運河で気に入った。もっと奥のほうまで歩いてみようとひたすら運河を歩く。

雰囲気的に観光地と運河沿いの庶民の家って感じの雰囲気の場所を歩き続ける。
奥に行くとだんだんと観光客の姿も減っていった。

途中で小さい猫を見かけた、この猫、近づいても触っても全く逃げないし、うんともすんとも言わない。
置物のようなおとなしい猫だった。

水車の見える風景なんかを横目にさらにどんどんと運河沿いを歩き進む。

そしてだんだんと観光地とは呼べないような雰囲気の場所までやってきた。

もはやここは観光地でもなんでもない、これ以上歩き回ってても完全に場違いな感じがしてきたので早々に立ち去ることにした。

次にやってきたのはここ、シルバーテンプル、つまり銀の寺。
ここも外国人がそれなりに訪れるスポットで拝観料を払うとチケット共に、銀色のストラップみたいなものがもらえた。

雨が強く降ってきた。
この寺はその名の通りほぼ銀色でできてるというすごい寺。

この銀っぷりには何かそそられものを感じる。

銀の寺とは言っても金のありがたい大仏もいる。
とにかく銀か金でありきらびやかすぎる。

本当に神々しいな、大仏さんの肌のツヤがいいね。

お次はこの銀ピカな家の中に突入!ありがたそうな場所だから靴を脱いで入ろう!

まぶしいっ!神々しいっ!
何かを感じずにはいられないこの空間…おごそかというか神秘的というか…。

この豪華な銀の家でも猫がくつろいでいた。
この猫も近寄っても触ってもビクともしないし、うんともすんとも言わない。
おとなしい猫が多いのだろうか。
雨は降ったり止んだりを小刻みに繰り返す。僕は銀の寺を後にした。

(チェンマイその2へ続く)

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