1日目 アユタヤを駆け巡る

(タイ)

今日からタイ北部を目指して本格的な旅が始まる。ので旅1日目ということでスタートです。
移動と観光と酒飲みを繰り返す日々の幕開けだ。
宿泊していたホテルをチェックアウトし列車でアユタヤへ行くために駅へと向かうのでとりあえず地下鉄に乗る。

そして降りる。
長距離列車の出発駅は最近までファランポーン駅という駅が定番だったが今はタイ国鉄の革命なのか
クルンテープ・アピワット中央駅という真新しい駅にその役目を奪われたようだ。
ファランポーン駅にはこれまで何度もお世話になってるが大変に旅情をかきたてられる良い駅だったと思う。
さて、新駅はどうなのかという期待を胸に地下鉄駅から直結してるクルンテープ・アピワット中央駅へと向かう。
ちなみにクルンテープっていうのはバンコクという意味。

駅は新しいだけあってさすがにきれいだった。

ただ綺麗で広いのはいいが無駄に広い、広すぎる。移動するのも大変だし似たような見た目の空間が延々と続いており面白味には全く欠け駅を見て歩いてもただ疲れるばかり。

とりあえず切符を買わないとならないので売り場まで行ったがこれまた結構歩いた。
切符も昔のような伝票みたいな形のものは廃止されたようだ。
列車で1時間ほどの距離なのに料金は20バーツ。80円くらいだから安すぎるよ。
タイも物価があがってるとかいうけど国鉄の格安さは健在のようだ。

列車の出発まではまだ時間もあったので駅の規模の割には小さめのフードコートがあったのでここで朝食にした。

グリーンカレーをチョイス、美味いけど辛い…。

そろそろ列車の出発時刻だ。

乗り場ゲートまで行くとゲートの前に改札があり列車の出発時刻が近づくとゲートが開くようで
皆さん切符を片手に列を成していた。
なんだかまるで空港のようなかんじだなと思う。

ホームもきれいでやたらと長い。ただ列車は相変わらずおんぼろだしこんな長いホームが果たして必要なのかと疑問を抱くことを止められなかった。
新幹線でも止まれそうなホームに見える。

車内は観光客等でごったがえしており窓から景色もよく見えなかったので眠って過ごした。

列車は時間通りにアユタヤ駅に到着あっという間だった。

アユタヤに来るのは実に7年ぶり。懐かしいというよりも時の流れの早さに心の中で静かに愕然とする。
明日の移動のために時刻表を確認して駅を出る。

駅前にはバイクや自転車レンタルの店が立ち並び観光客らがそれに群がっている。
僕もレンタルしようか悩んだけどとりあえず自分の足で歩きたかったので止めておいた。

そのまま川の渡し船に乗る。対岸まで3分くらい。

船から降りてまず向かったのはチャオサームプラヤー国立博物館。
アユタヤといえば寺院や遺跡が有名で数多くひしめき合ってるがどれも似たようなものにしか個人的には見えないのでいくつも回ってるうちにどれもが同じように見えてきてわけがわからなくなってしまう。
そういった理由もありまずは博物館にやってきた。

近代的で綺麗な館内には目をみはるほど美しい金の細工の展示物が陳列されており
古のタイ人たちの素晴らしい技術に感服するばかりといったところだった。

館内を出て徒歩で次の目的地へ。とりあえず遺跡と寺院は1か所ずつ見ておけばアユタヤに来た感も得られるだろうと、暑い中を汗だくでとぼとぼと歩いた。
それにしても途中で見かけるこのバス、派手すぎだろ。

道中で象たちのいる場所に出くわした。
象に乗れるし象に食べ物もあげられるという象好きにはたまらないスポットだろうが
僕は特別に象が好きってわけでもないしお金もかかるので素通り。
象も暑いのだろうか、みんなどことなく覇気のないぐったりした感じに見えた。

さらに歩き続け立派な寺がある場所までやってきた。

巨大で金色に輝く大仏が鎮座しておりあまりの迫力に圧倒されてしまう。
訪れる人が入れ替わり立ち代わり、膝も頭も仏前の床について熱心に祈っていた。
この大仏の周りを一周歩ける形になっており大仏の背後も見上げることができる。
何となく奈良で見た大仏を思い出す。
ところで大仏の頭ってのはパンチパーマというか小さい球がいくつも乗ってるような髪形をしてるがそれはタイの仏像でも日本の仏像でも同じだし何か重要な意味でもあるのだろうか。

寺を出て隣接する古い寺の遺跡を見に行こうとすると遠足か社会科見学か知らないが大勢の子供たちも見物にやってきていた。みんなはしゃいでいてかわいいものだ。
列を作って歩いたりちょっとした広場で集団で座ってたり日本の学校のそれと変わりないんだなと思った。

そして寺の周りにいる物売りにからどう考えてもくだらないと思える陳腐なおもちゃやアクセサリを売られて喜んで買う子供たち。
学生時代ってくだらないものほど興味引くもんだよなぁ…

遺跡を見るのもタダじゃない。チケット窓口にて50バーツ(200円)タイ人なら10バーツ。

遠足で来訪中の子供たちに紛れて遺跡を見学する。
子供たちは誰も遺跡なんぞ見ておらず走ったりはしゃいだりしてるだけだった。
僕も遺跡なぞ見ずにそんな子供たちの楽しそうな光景を眺めていた。

立派な遺跡だが石が積みあがってる似た光景をずっと各所で見続けてるとだんだんとどうでもよくなってくる。

っと…ここで今夜宿泊する予定の宿のチェックイン可能時刻となった。
一度宿に行きチェックインを済ませて少し休憩してからまたアユタヤ見物をしようと思う。
何しろ暑くてかなわない。

1日目その2に続きます

コメント

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